第一回
第二回
みなさまこんにちは!!青木です!!そうです!!あの青木です!!今目が合いましたね。👁👁
怒涛のトライアウトインタビュー第三回目!今回でラストです!今回は原型師編です!!らぼでもおなじみのお二方、原型師のげんたさん、しゅらけんさんに突撃いたしました!早速いきましょー!
- トライアウトとは?
グッドスマイルカンパニーとマックスファクトリーの共催にて実施されるフィギュアの商業制作業務未経験者専用の採用制度です。
『未経験でもフィギュアの原型制作、デコマス(彩色見本)制作を職業にしたい!』 と、本気で考えている方々が、原型師/フィニッシャーとして活躍できる環境を作るべく、ご自身の能力を存分にアピール出来る機会と、プロの原型師/フィニッシャーによる公平な選考の場を設けた特別な採用制度となっております。
一人目の原型師は…!!らぼでもおなじみ、げんたさんです!よろしくお願いいたします。現在入社してどれくらい経ちましたか?
よろしくお願いいたします。2023年6月入社で半年ですね。 2月の終わりからアルバイトしてます。
げんたさんは、トライアウトに応募するきっかけは何でしたか?
トライアウトを知ったのは、専門学校に入学してからですね。
自分が知った当時、求人が出ていたフィギュアの制作会社がグッドスマイルカンパニーでした。
トライアウトは写真応募でしたので、一体でも仕上げられていたら応募できるじゃないですか。
その条件に合致していると感じ、直前説明会で会社の雰囲気も良さそうだったので、応募してみようと決断しました。
なるほど、フィギュアの専門学校にいたのですね。なぜフィギュアの専門学校に進学しようと思ったのですか?
直接的な関係はないんですが、札幌雪まつりに参加したことから始まります。雪まつりに参加し、目玉企画である市民雪像の制作に携わりました。私は当時サイクリングサークルに所属していて、冬の時期には自転車に乗れないため、雪像制作に参加したんです。
雪像制作は代々サークルの一年生が請け負っており、サークルの代表作をまず油粘土で作る必要があり、その作業中に周りから「フィギュア作っているみたいだね」と言われ、初めてフィギュア制作に意識が向きました。
その時に意識が変わったんですね。
そうですね。フィギュアというものはそれまでは人が作っているものとして見ていなかったんですが、意識し始め、そこからフィギュア制作に興味を持ち始めました。実際に制作を始めたのは、大学を卒業してからですね。
卒業してからなのですね!
そうですね。フルスクラッチで制作すると時間がかかるので、余裕ができたタイミングで始めました。
それで就職を考えたときに、自分的にもあまりやりたいことも無い為、趣味を仕事にしようと考えました。
そうですね。そこはフィニッシャーも原型師も共通している気がします。
なんかトライアウトに提出した作品はどのようなものでしたか?
4作品目で作った原型をトライアウトに提出しました。
この作品に関して、気を付けたことやトライアウトの際に添削を受けたことがありますか?
そうですね、顔の形と全体の流れの添削を受けました。顔自体の形もだいぶ変わりましたね。
提出する際の写真撮影に関して気を付けたことはありますか?フィニッシャーの方たちはカメラ選びや照明などに気をつけたと仰っていましたが。
当時は作業環境的にも適切な撮影環境がなかったので、あまり気にしなかったかもしれません。その時は専門学校で撮影しました。
トライアウトの募集要項で撮影に関しての注意事項が詳細に記載されていますしね。
確かに。それに従って撮った感じなんですね。
出した作品はデジタル造形ですか?それとも手原型でしょうか?
基本的にはファンドという石粉粘土を使用し、全体を造形しました。
装備や剣はBlenderというモデリングソフトで作りました。紐などは手作業で編んで作成しましたね。
紐を手編みで!すごいです!
面接や面談の感じはどうでしたか?
最初の面接はオンラインで、制作部の部長ともう一人、人事担当者がいらっしゃいました。基本的には部長と1対1で行いましたね。質問は一般的なものや、もし合格しなかったら次にどこで働くかといった内容でした。
雑談のような雰囲気でしたね。
えーー!?その質問が飛んでくるの、怖いですね💧
落ちたら再応募するつもりではいました。
後は質問で盛り上がったくらいですね。上手なフィギュアって何が上手いのかよくわからないんですよね、みたいな。業界トップの企業で、そこの人に質問するいい機会だな、くらいで考えてあまり気負いせず質問しましたね。
その時は段階に分けてフィギュアを評価していると言われましたね。似ているかどうかと、次に人体の造形やデザインの良さなどを見ていると言っていました。
トライアウトのアドバイスをお願い致します!
そうですね。自分は特別にトライアウトを意識して作ったわけではないですね。自分が作りたいものを作って応募しましたが、よっぽどジャンルが違わなければ良いかと思います。
写真審査の後の二次課題で修正の内容が送られてきますが、その修正を全てやり切る姿勢が大切だと思います。優先順位をつけて進めることも必要ですが、できるだけ期限内にすべての修正を完了させることが望ましいですね。
制作部原型師チームの印象を教えてください!
トライアウト前に直前説明会で雰囲気を知っていたため、ギャップを感じることは少なかったですね。
ありがとうございました~~~~~!!!!
お次はグッスマらぼ卒業生のしゅらけんさんです!!