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皆様

こんにちは、制作部の溜渕(@gsc_tamaribuchi)です。

私は先日9月17日、なごフェス2023というイベントへ参加してまいりました。

なごフェス2023
日付 : 2023年9月17日(日)
会場 :PLACE i m y 会議室
URL : https://nagoyagirlsfes315.wixsite.com/nagofes2023

※今回のなごフェスは出展者のみが参加できるクローズドイベントとなっております。
 一般の方の観覧はできないイベントとなっておりましたのでご注意ください。
なごフェスとは、いわゆるガールズプラモや美少女プラモ(美プラ)と呼ばれるジャンルのプラモデルに関する作品のみ展示できる展示会です。
(グッスマから発売されているキットだと『chitocerium』シリーズや『ゴッズオーダー』シリーズ等が対象になります。)

それぞれ参加者の方々が、様々なメーカーのキットを作られて工夫を凝らして展示されていたのですが、そんな中で有難いことにグッスマ関連キットを制作されて、展示されていた方がいらっしゃいました!

出展者の方々や今回紹介させていただく作者の方々にも掲載許可をいただきまして、出展者のみ参加できるクローズドイベントではありましたが、この記事で素晴らしい作品たちを紹介させていただきます!

一つ目に紹介させていただくのは『chitocerium VI-carbonia adamas』を制作された作品です!

すごく丁寧な塗装が目を惹くこちらの作品。各部位のグラデーション塗装が印象的なのですが、白の部分はグレー系の塗装から白色に重ね塗りしていく立ち上げ塗装。赤や金色の部分はクリアブラックでグラデーション表現をされているそうです。

また、もう一点注目したいのがこちらの台座で、木目テンプレートという道具を使って塗装されており、最初見た時は本物の木と見間違えるほどリアルでした。

次に紹介させていただくのは先ほどのadamasの作者の方が作られた、『メイドロイド・クロエ』です!

基本的には先ほどのadamasと同じ技法で塗装されたそうなのですが、こちらの作品ではスカート部分の凸モールドを浮きだたせるために、なんとシャーペンを使用されたそうです。
様々な素材を使用することも完成度を高めていく第一歩なのかもしれません。

続いての作品は『chitocerium LXXVIII-platinum』をカスタムされた作品です!

こちらの作品はゴシック系よりも、よりメカ系のイメージに寄せるコンセプトで制作されたそうです。
スカート部分の塗り分けは先にシルバーで塗装した後、エナメル系の黒で細かい塗分けを表現されたそうです。

またこちらの作品はメカ系のイメージに寄せるということで、腕と足をガレージキットの改造パーツに置き換えているとのことです。
明確なコンセプトとパーツチョイスで、すごくまとまりの良い作品でした!

続いての作品は『ゴッズオーダー 神翼天空騎士 ユリ・ゴッドバスター』をカスタム、塗装された作品です!

カラーリングを変更したり、アイデカールを貼り直したりと素材の良さを生かしながらもポイントを押さえたカスタムがされていました。
また、衣装や甲冑部分の塗装にはパール系塗料を使用してキラっとした高級感ある仕上がりになっていました。

最後に紹介させていただくの巨大な腕が目を惹くこちらの『chitocerium VI-carbonia adamas』をカスタムされた作品です!

細部まで手が加えられていてadamasの素材を生かしつつも全く別のシルエットに仕上げられており、
特徴的な巨大な腕はfigmaから移植されたそうで、足や各部の四角いディテールはプラ材等によるスクラッチビルドとのことです。

台座の大理石風になっている模様は塗装で仕上げられており、乾いたウエットティッシュをほぐしてマスキング代わりに使用することでこのような表現ができるそうです。
また、各部位も細かく塗分けされていますが、パーツ分けされていたので塗装しやすかったとのお話も聞くことができました。

このようにそれぞれの作者の方々の創意工夫を凝らした作品が集まる展示会。
今回のなごフェスはクローズドイベントとなっていましたが、一般の方も参加できる展示会も各地で開催されています。
お近くで開催されていたらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回紹介させていただいた作品の作者の方々、イベント運営の方々、素晴らしい作品を見れる機会をありがとうございました!

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