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皆様

こんにちは、制作部の溜渕(@gsc_tamaribuchi)です。

私は先日9月15日に名古屋ガールズプラモフェスティバル なごフェスという展示会へ去年に引き続き参加してまいりました。

 
 
なごフェス
日付 : 2024年9月15日(日) 
会場 :愛知県名古屋市熱田区熱田西町1番1号 名古屋国際会議場
 
 
 
なごフェスとは、いわゆるガールズプラモや美少女プラモ(美プラ)と呼ばれるジャンルのプラモデルに関する作品のみ展示できる展示会です。
(グッスマから発売されているキットだと『chitocerium』シリーズや『ゴッズオーダー』シリーズ等が対象になります。)

それぞれ参加者の方々が、様々なメーカーのキットを作られて工夫を凝らして展示されていたのですが、そんな中で有難いことにグッスマ関連キットを制作されて、展示されていた方がいらっしゃいました!

また今回は賞品の提供といった形でグッスマから協賛させていただきました。
全体の展示作品から1作品、テーマ卓の一種の『chitocerium卓』から1作品受賞者を選出させていただき、キットをプレゼントさせていただきました。

主催者の方々や今回紹介させていただく作者の方々にも掲載許可をいただきまして、上記受賞者含め計4つの素晴らしい作品たちをこちらの記事で紹介させていただきます!

一つ目に紹介させていただくのは全体の展示から選出させていただきました受賞作品です!

作者:kihiroさん

PLAMAXのシリーズである『ギルティプリンセス』を多数制作されたこちらの作品。
こちらの写真では一部見切れてしまっているのですが、11人制作されているそうです。

その中から一部ピックアップして紹介させていただきます。

それぞれをチームに見立てて2~3人をセットにして制作されているそうで、各チーム毎にテーマや質感を変えながら、共通コンセプトとして元イラストをリスペクトしているとのことでした。

丁寧な塗装もさることながら質感の統一感や、高さをつけた大胆な展示等、総合力の高い作品だと感じたのでこちらの作品を受賞作品に選ばせていただきました!

次に紹介させていただくのはチトセリウム卓から選出させていただいた受賞作品です!

作者:ケイコクさん

こちらはチトセリウムシリーズから「LXXVIII-platinum」をオリジナルカラーとカスタマイズされた作品です。
全身のきれいな塗装はサーフェイサーを吹かずに成形色を活かすことで透明感を演出し、緑のグラデーションは3色使用し、複雑ながら統一感のある仕上げになっています。

右耳や腰部には100均レジンを使用し装飾。
足のブーツはご自身のオリジナルパーツを使用しているようです。

シンプルながら統一感のある工作と塗装で素晴らしい作品でした!

次から紹介させていただく2作品は受賞作品ではありませんが、私が気になった作品になります!

ひとつめはこちらの作品です!

作者:M.E.K.さん

こちらはPLAMAXゴッズオーダーシリーズより「ユリ・ゴッドバスター」を制作された作品。
基本に忠実にをコンセプトに、パーツの加工などはせずに、塗装で完成度を高めていった作品になります。

フェイスパーツはイラストを参考にメイクアップされたそうで、武装などは塗分けを追加するアレンジを加えつつ、グラデーションは薄く薄く希釈し、粒子感が出ないように丁寧な塗装が施されています。
また塗装済みパーツも活かすことでキットの持ち味を最大限に引き出すアイデアも伺えました!

最後に紹介させていただくのはこちらの作品です!

作者:猫洗坂工場長さん

こちらはチトセリウムシリーズから「VI-carbonia adamas」をカスタマイズと塗装された作品です。

チトセリウムの世界観から逸脱しすぎないようにオリジナルに落とし込むをコンセプトに制作されたそうで、背面は他キットから流用してミキシングビルドすることで大きく印象を変えたそうです。

全身の錆塗装は、エナメル塗料にベビーパウダーを混ぜ込み、テクスチャ感を演出されているそうです。
手持ちの武装はあえて汚さず質感の違いを表現されたそうです。
また台座は100均の造花を組み合わせてこちらも世界観を演出しているそうです。

今回紹介させていただく作品は以上になります!

このようにそれぞれの作者の方々の創意工夫を凝らした作品が集まる展示会。
お近くで開催されていたらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回紹介させていただいた作品の作者の方々、イベント運営の方々、素晴らしい作品を見れる機会をありがとうございました!