皆様
こんにちは、制作部の溜渕(@gsc_tamaribuchi)です。
前回に引き続き、今回もプラモデルの制作記事を紹介したいと思います!
今回は塗装、完成編で展示する作品をお披露目できればと思いますので、是非ご覧いただけたらと思います!
前回の工作編はこちら
今回もまず初めに出展いたしますイベントを紹介させてください!
モデラー、デザイナー、プロデュース業などを手掛けるマルチクリエイター・NAOKI氏によるオリジナルコンテンツ。
公式サイト:https://www.titanomachia.com/
ティタノマキア発売記念ということで、多数のモデラーさんや模型サークルさんが参加予定になっており、数多くの進捗が「#ティタノマニア」にてアップされています!
前回塗装手前まで作業を進めていた『フォーゲルグ』
今回は迷彩カラーで塗装しようと考えています。
迷彩カラーと一口に言っても、様々な種類があると思うのですが、今回はオーソドックスな3色迷彩で仕上げてみようと思います!
本体カラーを考えると同時に、サブカラー(素組み状態では黄色や白色の部分)や関節等のフレームの色、武装周辺の色も考えたり、ウェザリングはどのくらい入れるか、デカールはどこにどれくらい貼るか、台座はどんな感じで仕上げるか・・・等々仕上がりをイメージしつつインスピレーションを膨らませながら、塗装の準備を進めていきました!
早速ですが、初めに完成状態を披露しちゃいます!
こんな感じで完成しました!
作品名:フォーゲルグキャノンⅡ
フォーゲルグの説明書内に掲載されている迷彩パターンや、実際の戦闘機の迷彩パターンを参考にしながら塗ってみましたがいかがでしょうか?
当初のコンセプト通り、「質実剛健」なイメージが表現できたのではないでしょうか。
以下には塗装中に気を付けたことや、工夫した所を解説していきますね。
まずは塗装準備から。
ジョイントや各関節の接続軸をマスキングで保護しておきます。
塗膜の厚みで組みづらくなったり、軸がねじ切れるのを防止するためです。
このひと手間をやるだけで、塗装後に組み立てる際のストレスが大幅に減少できると思いますよ。
1000番のサーフェイサーでざっくり下地を作った後、最初に頭部やキャノン部分のセンサーの色を塗ってマスキングしておきました。
ここは最終的につやありの状態にしたいのでマスキングは最後まではがさないようにしておきました。
塗装はシルバーを下地に、クリヤーブルーを薄くかけてライトブルーメタリックのイメージにしました。
そして本体カラーをを塗っていきます。
迷彩パターンは色々な塗装方法があると思うのですが、今回はマスキング無しのエアブラシのフリーハンドで迷彩パターンを描いていきました。
塗装順は 緑→茶→ベージュ で塗装し、余計な部分を後からそれぞれ調整。といった流れで塗装していきました。
特に顕著なのは頭部で、おでこの茶色がフェイス部分にまで回ってしまいました。
ここは後から緑でもう一度塗装し、調整した部分になります。
全体の基本塗装が完了したら一度光沢クリヤーで全体をコートしておきます。
この後のエナメル塗料でのスミ入れや部分塗装のふき取りや修正をやりやすくするためです。
そしてこちらがスミ入れを施した一部パーツです。
黒+赤茶系を混色した色を使用し、パーツの凹部分に流しつつふき取っていきました。
ダクト周辺など完全にふき取らずにあえて残すことでウェザリング効果も狙っています。
そこにキズを描きこんだり、追加で貼り付けたプラ板を塗分けたりなど、一通りの塗装が終わった状態がこのようになりました。
あまりやりすぎないを念頭にキズの描きこみは注意しました。
そして一部デカールは自作しつつひたすら貼っていき、つや消しコートまで吹いた状態がこちらです。
関節、フレーム等のメタリックカラーの部分にはつや消しは吹いていません。金属の光沢感を活かす感じにしてみました。
追加で台座も作りました。
ホビーショップで購入した10×200×100の飾り木板をアース系の茶色で塗装後、作品名を印刷しました。
その後は塗装後のパーツたちを丁寧に、手順も間違わないように慎重に組み上げて完成となりました!
私のこだわりが詰まったこちらの作品。
是非「ティタノマニア」会場にて実物をご覧ください!
以下改めての告知です。
『TITANO-MANIA(ティタノマニア) 』会場にてティタノマキアシリーズのデザイナーである「NAOKI」氏がデザインした
特製シンプルスタンドミニも配布予定になっています!
10月26・27日はぜひ会場であるアキバCOギャラリーへお越しください!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
©︎NAOKI