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皆様、こんにちは!

シミズ(gsc_shimizu)です。

本日は『ティタノマキアシリーズ』から、

MODEROID SIDE:R パンヘッド』(以下:パンヘッド)

MODEROID SIDE:Rブリッツシュラーク』(以下:ブリッツシュラーク)

11月26日(火)に出荷を迎えたこれらの素組みレビューをしていきます。
価格は両キットともに5,500円です


▼前回の「ティタノマキア第一弾」レビュー記事もぜひご覧ください!
MODEROIDティタノマキアシリーズ第一弾「フォーゲルグ」「エーデルシュタインⅡ」レビュー

【メカデザイン】

大きさはパンヘッド、ブリッツシュラークともに約120mm。
パンヘッドの多くの部分は前回レビューしたフォーゲルグ』と共通ですが、
色味とシルエットの違いによってかなり印象に違いが出ています。
フォーゲルグも交えて並べてみると一目瞭然。
共通規格のパーツを使いながらも、
シルエットに大きな差が出ておりそれぞれが特徴的なメカニックであることが伺えます。
パンヘッドは、大きな肩部分の吸気口にはじまり、非人間的な顔のフォルムが特徴です。
同じパーツを使っていてもフォーゲルグよりもさらなる重量感を覚えます
特徴的な顔のデザインが私は特に気に入っています。装甲車のような傾斜がついた頭部。
必要な視界も確保しつつも避弾経始を意識しているのかと考察がはかどるデザインです。

一方でブリッツシュラーク。
今までの3機とは違い曲面で構成されたデザインです。
肩部に大きな装甲板を構えながらも、上半身全体は曲面が多く今までの機体とは違ったデザインラインをしています。前腕部分の円筒形にもどこか懐かしさを覚えますね。
造形の違いを観察してみるとよくわかります。
胴体から膝までの構造を抜いてみました。

共通規格の胴体部分は顕著に差があります。
パンヘッド類する他3機のデザインラインは胸部が前を向いた力強いラインになっていますが、
ブリッツシュラークはストンと前に落ちていく傾斜の効いたなめらかなラインになっています。

他にも股関節部分の二次曲面であったりと各所に違いが見つかります。

【個人的推しポイント】

股関節部分の装甲造形と可動が推しポイント!!
他の機体は腰前面に装甲を張っていましたが、一方でパンヘッドは装甲が後方に伸びて腰周りに展開されています。
この部分はポールバーなどの複雑な造形がありながらも、

ポールジョイントで可動するため邪魔にならず、武骨さを演出しているお気に入りポイントです。
振り幅で腰の傾きが表現できるためポーズもはかどります。

さらなる推しは、ライフルの造形。ティタノマキア全体で造形の緻密さは一貫していますが、
今回のライフルは細かい部分まで造形が施されていて、ハンドガード部分は特に細密です。

アクションポーズも大きくとることができ、パッケージのポーズ再現も容易でした。
今回は2体の組み合わせで撮影してみました。

【ミキシング】

最後に、ティタノマキアシリーズの最大の特徴『ミキシング』
前回は等身が大きく違う機体でしたが、今回は等身のそろった2機です。
グレーと紺色が空軍機のように見えてよく馴染んでいます。

各所が共通のユニットで構成されているので、やはりパーツの組み替えが簡単でした。
今回のミキシングでは
ンヘッドの肩パーツを3mm軸を利用して背部のコックピットに接続しています
単純な抜き差しですがアイデア次第で様々なミキシングが可能になっています。

 

フォーゲルグ、エーデルシュタインⅡとの組み合わせで、さらなるバリエーションも作成できます。

お客様ご自身の手でティタノマキアシリーズのさらなる遊び方をぜひ発見してみてください。

以上シミズがお送りいたしました。

©NAOKI