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皆様、こんにちは。
いつもアキバに出没しているグッスマ製造部のたんたん@gsc_tantanです。


「忙しくてプラモをちゃんと作れる時間がない、でも作るならちゃんと完成度の高いものにしたい、、」
そんな悩みを持ったことがあるであろうそこのあなた!
大丈夫です。筆者も同じです!

そんなあなたにお届けするのは
手軽で時間がかからない、そして素組みよりはワンランク上の完成度を出せる「簡単フィニッシュ」制作でございます!

今回はPLAMATEAシリーズの「アンジェラ・バルザック」の簡単フィニッシュの制作過程をご紹介させていただければと思います!

とその前に!

まず、PLAMATEAとは何ぞや?っとお聞きする方にご紹介を~
 
 何と、あのスケールフィギュアやねんどろいどでキャラの可愛さを最大限引き出せる

 グッドスマイルカンパニー
 figmaで究極のアクションフィギュアを目指す
 マックスファクトリーによる
【人物キャラクター可動プラモデル】シリーズ👏👏👏(ラインナップはこちら
) 

そのシリーズからの第三弾・グッスマから発売される第一弾である
PLAMATEA アンジェラ・バルザック」をお届けします!

「簡単フィニッシュ」ということで、ニッパーなどの基本工具以外に、
最低限の3種類のキーアイテム(工具)を使用して、
手軽にできる完成度アップの方法をご紹介致します!


 ①「ヤスリ棒」でクリアや硬質表面なパーツをピッカピカに!
 ②「つや消しスプレー」で洗練されたマット質感を!
 ③「マーカーペン」部分塗装で完成度アップ!


それでは早速作っていきましょう!



①「ヤスリ棒
まず第1コーナー、使用されるキーアイテムはこちらです!

「WAVE HT601 ヤスリスティックフィニッシュ」

こちらのアイテムは、パーツを成型色のままで簡単に鏡面仕上げできる最強道具です!!
500円未満で2本セット購入でき、筆者もいつも愛用しています。

まずやすり棒のグリーン面を使ってパーツ表面を整え、そしてホワイト面で磨いていくと、
簡単にピカピカの表現ができます!

磨き前後の効果を見比べてみると、拡散反射が軽減され、
かなり透明度が上がっていることが分かりますね!

この勢いで他の艶を出したいパーツも磨いていきましょう!




②「つや消しスプレー」

布質の服や肌、髪など、よりシックで洗練されたマット感を表現するために、
こちらのキーアイテムが使用されます!

「GSIクレオス B603 Mr.ホビー 水性プレミアムトップコートスプレー つや消し」

水性だから、臭いや毒性はすごく軽く、
水性でありながら、ラッカー系に負けないくらいの仕上がり効果を出してくれます!
まさに簡単フィニッシュ界隈の神アイテムですね!

そして、一番時間を節約できる方法は~
ランナーのまま吹き付け!

布の服部分のランナーや肌ランナーなど、ランナー上のパーツを全部つや消しにしたい時、
ゲート跡の位置はあまり気にしない時、
このやり方がとても便利です!

いやあ、より多くのプラモを楽しむために、
筆者もどんどん如何に手間かけずにフィニッシュしていくことしか考えられなくなる、、!
▲つや消し後、肌の質感アップ!柔らかさを感じられますね!▲

ここからは要注意!
水性とは言え、スプレーを使用する時には、必ず換気のいいところで使用してくださいね!
密閉した室内で使うのは絶対NGですよ!
ダメだからね!絶対
※ベランダなど室外で使用する時には向かい風も要注意!


 

③「マーカーペン」

最後は、各種マーカーペンを使用して、細かいところの塗り分けを追加していきましょう!

白と黒は、「ポスカ」を使用しております!

水性だから、パーツ腐食の心配もなく、
このペンは乾燥がとても速く、重ね塗りもでき、
とても綺麗なマット質感の表面を出してくれます。

ただ弱点として、プラの表面だと塗膜が若干剝がれやすいので、
塗った後前述のつや消しスプレーを吹いて塗膜を保護するのもおすすめします!


そして上腕クリアパーツの白の塗り分け、一見とても細かくて難しそうですが、
よく見てみると、実は先端部分の緑の箇所の形状は凸になっている!

こうなれば、とりあえず緑の先端を考えずにサクッと全体を白く塗って、
そして緑を出したい部分を硬い平面を当てた紙やすりで磨いていく
(緑の箇所が凸になっているから外縁の白い部分が磨かれることはない)


エッジがきれいな塗り分けがこうも簡単にできますよ!
このように、パーツの形状をよく観察して、色んな作り方を試してみるのもプラモの魅力ですね!




そして 一部パーツも、こちらの「ピグマ003」という極細水性ペンを使用して墨入れしていきます!

本来はプラモ用の墨入れペンではないですが、
先端がとても細いので筆者はいつも愛用しています。
水性で消しゴムなどで消すこともできるので塗り間違いも心配なし。


「いやいや黒パーツに黒の墨入れなんでしなくても、、」
そんなことありません、実際に仕上がり効果を見てみると、
意外とレイヤー感を引き出したのではないでしょうか?


最後はメタリックグリーンを使って、手甲のパーツを塗っていきましょう。
パーツがとても細かく手持ちにくいので、
ランナー上で先に塗ってから切り落とすのもおすすめします!


 

完成!

素組みだけでもめちゃくちゃいい出来栄えになっていますが、
「簡単フィニッシュ」を通じて、質感にメリハリを付けることができて、
より一層洗練された印象になったのではないでしょうか?


いかがでしょうか?

筆者は5時間ほどの作業時間で、
手軽な道具でこのようにハイクオリティにフィニッシュすることができるのです!

本当に各プラモ工具メーカーには感謝ですね!

今回使用していたキーアイテムは全て各通販サイトやホビーショップで手軽に購入することができ、
合計値段は2000円ほどで、とても手出しやすくて助かる!

もちろん、他のプラモに使うこともでき、つまり次のPLAMATEAを作る時の工具代は0円!!

 

ということで今回は以上とさせていただきます!

 

簡単フィニッシュの方法をメインに紹介していましたが、
「プラモ本体の情報をもっと知りたい!」という方に向けて、
弊社企画部のチャン・シュウさんによる素組みレビューをご覧ください!ボリューム満点で見応えある記事です!「【クリスマスよりお届け開始!】「PLAMATEA アンジェラ・バルザック」素組みレビューリンク

そして、PLAMATEA簡単フィニッシュシリーズはまだまだ続きます!
よりたくさんの簡単フィニッシュ方法を知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください!
PLAMATEA レーシングミク2023Ver.」(2025/02/06公開予定)リンク
PLAMATEA 時雨改三」         (2025/02/07公開予定)リンク

また、今回の「簡単フィニッシュ」作例は、
2月9日に幕張メッセで行われるワンフェス2025Wのグッスマブース「ワンホビ39」で展示される予定です!
(イベントホームページ

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