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こんにちは。
制作部のハタケヤマ(@gsc_hatakeyama)です。
先日からはじまりました、PLAMATEA簡単作例シリーズ、
第2回ではPLAMATEA レーシングミク 2023Ver.を制作してみようと思います。
商品ページはこちら
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2025B-1024x1024.jpg)
と、そのまえに
「PLAMATEA」シリーズ
をご存じでしょうか?
「PLAMATEA」とは?
グッドスマイルカンパニーとマックスファクトリーによる【人物キャラクター可動プラモデル】シリーズ
ラインナップはこちら
そのまま組み立てるだけでもカラフルでKAWAII仕上がりになりますが、
ここで「ひと手間」加えてワンランク上の仕上がりを目指してみましょう!
「平日はプラモデル制作をしている時間がない…」
そんな方でも土日でスグできる!というような制作方法をご紹介します。
それでは制作していきましょう。
今回行う作業はこちら。
①(ゴールド部)ペン塗装
②(髪部分)ハイライト
③(肌部分)ピンクシャドウ
①ペン1本できらっとひかる!メタリック塗装
まず、ゴールド部分をメタリック塗装してみましょう。
使う道具はこちら。
「コピックアクレアペン」のゴールドです。
このペンは水性ペンなので、油性ペンのにおいが気になる方でも比較的安心して塗装できます。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_1882B-1024x1024.jpg)
このペンでパーツを塗ってみると…
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_1999B-1024x683.jpg)
光が当たるときらっと輝く仕上がりに!
ペンでささっと塗るだけで簡単に高級感がUP!
この調子でほかのパーツも塗っていきましょう。
②透明感UP!髪部分ハイライト入れ
髪にホワイトのハイライトを入れ、透明感を出してみましょう。
使うのはこちら。
「ウェザリングマスターB」と「艶消しスプレー」です。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC00065B-1024x1024.jpg)
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2031B-1-1024x1024.jpg)
まず下準備として髪パーツに艶消しを塗装します。
こうすることで、ウェザリングマスターの粉がパーツに定着しやすくなります。
*次の工程③でウェザリングマスターの使用方法について説明しています。初めてご使用される方は、ウェザリングマスターのご使用前に工程③の説明をご一読ください。
スプレー塗装のコツは、スプレー粒子を
「①ふわっと②のせるように」塗装することです。
筆塗りのようにベターと塗りつける感覚でスプレー塗装してしまうと、
塗料を吹き付けすぎてしまうことがあります。
塗りつけるのではなく、ふわっとのせていく感覚で塗装してみてください。
艶消し塗料が完全に乾いたら、次にウェザリングマスターでハイライトを入れます。
髪の毛の先端や、肌に接する部分に「スノー」をのせていきます。
ツインテールでは、根本やエッジ部分に粉をのせました。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC00067B-1024x683.jpg)
するとこんな感じに。
ハイライトが加わったことで光が透過したような見た目になり、透明感がUPしました!
エッジ部分にホワイトを加えたことにより、髪の毛の流れがよりはっきりと見えるようにもなりました。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_76B-1024x435.jpg)
ちなみに、前髪にはもう一工夫いれてみました。
「ウェザリングライナー」を使用し、手書きのハイライトを書き込み。
イラスト風の雰囲気を取り入れてみました。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2289B-1024x1024.jpg)
鉛筆で線を描くようにハイライト線を入れます。
筆塗りの場合、筆の動かし方にコツがいりますが、
こちらのウェザリングライナーはペンタイプなので比較的使いやすいと思います。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC00064B-1024x1024.jpg)
③女の子らしさUP!ピンクシャドウ入れ
肌パーツにピンクのシャドウを入れてみましょう。
こうすることで、より肌らしい見た目にすることができます。
使う道具は「ウェザリングマスターH」と「艶消しスプレー」です。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_1886B-1024x1024.jpg)
工程②と同様に、まずパーツに艶消しスプレーを吹きます。
艶消し塗料が完全に乾いたら、シャドウを入れていきましょう。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2136B-1024x576.jpg)
粉をのせる箇所は、肌と服の境界付近などです。
粉を付属のスポンジにつけたら、ティッシュペーパーなどに一度こすりつけて、粉の量を調整してみてください。
こうすると、粉のつけすぎを防ぐことができます。
粉をのせる際のコツは「粉は少しずつのせる」です。
粉を一気にのせてしまうと、思ったよりも色が濃くなってしまいがち。
粉は少しずつのせていきましょう。
スマートフォンで写真を撮り、色の濃度を確認しながら作業してみても良いですね。
肉眼で見たときにちょうどよいと思っても、写真を撮ってみたら思ったより濃かった!なんてことにも気づけます。
出来上がったものがこちら。
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2144B-1024x683.jpg)
太ももパーツには下部にピンクシャドウを入れてみました。
色の情報量が増えて、見栄えがUPしました。
エアブラシなどの本格的な道具がなくても、ウェザリングマスターを使用するだけでここまで女の子らしさを出すことができます。
最後の仕上げとして、シール+デカールを貼り、艶消しを全体に吹いたら…完成!
はい、これにて今回の作業が終了!
かかった時間はおよそ2~3時間ほど。
私は仕事の合間に進めていました。
え?仕事中に遊んでいるのかって?
いいえ!これも立派な仕事です!!
さてさて、どのような仕上がりになったのか?
完成した状態の写真をどうぞ!
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2337B-1024x1024.jpg)
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2341B-1024x1024.jpg)
![](https://lab.goodsmile.info/wp-content/uploads/2025/01/DSC_2342B-1024x1024.jpg)
いかがでしょう?
ウェザリングマスターで肌やツンテールにシャドウ・ハイライトを入れたことにより、
質感がよりわかりやすくなりました!
衣装からちらりと見える肌やツインテールのしなやかな造形がより見映えします。
プラモデルでもひと手間加えるだけでここまでクオリティUPできました!
今回の作例ではマーカーペンとウェザリングマスターを主に使用しましたが、
簡単フィニッシュの方法はまだまだたくさんあります。
以下の簡単作例シリーズの記事でも簡単フィニッシュ方法をご紹介しておりますので、
あわせてぜひご覧ください。
PLAMATEA アンジェラ・バルザック(2/5公開)
PLAMATEA 時雨改三(2/7公開)
なお、今回の作例は
2/9(日)開催ワンダーフェスティバル2025冬のワンホビ39ブースにて展示されます。
実物もぜひご覧ください!
さらに!
こちらの「PLAMATEA レーシングミク 2023Ver.」、
ワンホビブース内にて数量限定で販売いたします。
本記事で気になった方は、この機会にぜひご利用ください!
イベントページはこちら
というわけで、PLAMATEA レーシングミク 2023Ver.の簡単フィニッシュ作例でした。
よい模型ライフを!
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