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こんにちは。制作部のハタケヤマ(@gsc_hatakeyama)です。
楽しいプラモの時間ですよ!

先日、名古屋で美少女プラモデルオンリーの展示会「なごフェス」が開催され、グッスマも企業として出展しました。
👉 なごフェス2025の記事はこちら

グッスマの出展卓では、制作部メンバーが手がけた美少女プラモデルを展示。私も1作品を制作し、展示させていただきました。
今回はその制作記、「chitocerium I-hydra」をオリジナルカラーで塗装した記録になります。

それではどうぞ↓

①スケジュール作成

今回の制作物は展示会用なので、完成の締切が明確にありました。
そこでまずスケジュールを作成し、そのスケジュールに沿って進めることで、期日までに完成できるようにしました。

スケジュールを立てると、制作に使える時間が明確にわかり、優先順位も決めやすくなります。
今回は塗装に時間をかけたかったため、合わせ目消しなどの工作工程はカットしました。

②仮組+表面処理

表面処理をしながら仮組を進めました。
紙やすりで600番まで磨き、全体を整えています。

その後ポージングを取らせて、展示したときのイメージを膨らませました。

③塗装案

次に塗装案を考えました。
もとのカラーリングは黒を基調としていましたが、今回は反対に白を基調としたデザインに挑戦。

スマホで仮組状態の写真を撮り、カメラアプリの編集機能で塗り絵のように色を塗って大まかな配色を決定しました。
さらに塗料を調色し、試し塗りを実施。

加えて、3DCGで素体を制作して3Dプリンターで出力し、その出力品に調色した塗料を塗装して色味を確認しました。

④塗装

塗料の色味を確認したうえで、本塗装に入りました。

全体が単調に見えたため、髪パーツにはブラウンを加えてグラデーションを表現。
本体のホワイト部分にはパール塗料を使い、高級感を演出しました。

台座は少し趣向を変えて、まず赤・青・緑をランダムに筆やエアブラシで吹き付け、その上からホワイトを筆で叩きつけるように塗装。下地の色をところどころ残すことで、独特で味わい深い雰囲気になりました。

⑤完成

最後に艶消しで全体をコートして完成です。
それでは完成状態をご覧ください。

以上、「【#なごフェス2025】chitocerium I-hydraを好きな色で塗ってみよう!」でした。

好きな色で塗装することで「自分だけのキット」感が出て、とても楽しかったです。
普段は設定どおりのカラーで塗装することが多いのですが、たまにはオリジナルカラーで仕上げるのも良いですね。

それでは良い模型ライフを!

© GSC, huke, Masaki Apsy/chitocerium