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こんにちは!企画部トヨムラ(@gsc_toyo)です!

記事の前に耳より情報です!

ティタノマキアより汎用ハンドパーツがリリース決定です!

MODEROID Tハンドセット 角/M from ティタノマキアSIDE:CE
MODEROID Tハンドセット 角/S from ティタノマキアSIDE:CE

この2種を10/17より案内予定なのですが、それに先駆けて

10月18・19日に開催の第63回全日本模型ホビーショーにて

無料配布致します!

汎用性の高い角指のハンドパーツが無料で手に入るチャンスです!

Tハンドセットのの内容としては…

左右4パターンの形状をご用意。保持用の手もグリップ形状に合わせて2タイプ作る気合の入り用…えらい!

形状の美しさもさることながら、手首軸の可動や2種類のボール径が準備されているなど至れり尽くせりの仕様なのです…が!

これだけじゃないんです!

なんとSとMの2サイズをセットでプレゼント!

16個もの手首が無料で手に入っちゃうんです。拳のサイズはメカの命、お好きなスタイルに合わせて使い分けてください!

配布条件はティタノマキア公式X(@TITANOMACHIA709)をフォローの上、画面を提示するだけ!

SNSフォローだけで超お得なアイテムが手に入るチャンスなので是非是非、東京ビッグサイトに足を運んでください!グッスマブースでお待ちしております!

2025年 第63回 全日本模型ホビーショー公式サイト

※先行量産品のため、実際の商品とは異なる場合がございます。
 返品交換等の対応はお受けいたしかねますのであらかじめご了承ください。

 

それでは本編、ティタノマキアのミキシング例をシリーズ記事にて伝授!

頭部の造形と彩色を担当いたしました、制作部のハタケヤマ(@gsc_hatakeyama)です。
第2回はわたくしより解説させていただきます。

第1回ではミキシングのコツをご紹介いたしました。
前回の記事はこちら

第2回である今回は、塗装~完成までをご紹介します。
さてどのような機体に仕上がったのか?
ぜひ最後までご覧ください!

4.色を塗ろう

いよいよ塗装です。
冒頭で考えたデザイン案を参考に、「実物になったときにどのようにみえるか?」を想像しながら配色を考えました。

配色で意識したのは、サブ色の配置です(ホワイト、イエローなど)。サブ色が局所的に集まっていると、全体としてみたときにその部分だけ浮いて見えてしまう可能性がありました。そうならないように、全体としてなじむような配色をしてみました。

使用した塗料は主に下記のものです。今回はプラモデル塗料として比較的入手しやすいミスターカラーを使用しました。

この機体はメインカラーがグレーなので、べた塗りすると地味な印象になってしまう懸念があります。
そんな時は黒立ち上げで塗装してみましょう。

塗装したものがこちら

黒立ち上げとは、下地を黒く塗装した後にエッジ部分にだけ下地の黒を残しながらパーツ中央部にだけ本体色を塗装していく方法です。こうすることでエッジ部分に黒が残るため陰影がはっきりし、存在感を出すことができます。

シンプルな配色ですが、黒立ち上げ塗装によりリアル感が出せたのではないでしょうか?

「ロボはやっぱり汚さなくちゃ!」というチームメンバー・シミズの趣味を受け、汚し塗装(チッピング)も加えてみました。

EX1.頭部デザインを作ろう

さて、ここまでの画像と完成画像で頭部の造形が異なることに気づかれた方もいるでしょう。
そうです。偉そうにイメージ画像を作っておきながらデザインを変更しています。
イメージは!あくまでも!イメージだから‼(ごめんよ)

ということで頭部のデザインも考えてみましょう。
チームとんぱち3人でアイディアを持ち寄ります。

あーでもないこーでもない…

最終的にブリッツシュラークのイメージを継承しつつ、少しヒロイックな方向にアレンジすることになりました。

EX2.頭部を造形しよう

頭部は3DCGで制作し、3Dプリンターで出力しました。
本当は良くないのですが、時間がなかったのでポリゴン数を上げまくってゴリ押し脳みそ筋肉ゴリラ造形をしました。
本来であればポリゴン数は少ないほうが良いです(修正がしやすいため)。
ただ今回は時間が十分に取れなかったので「後戻りしないぜ!」という覚悟を決め、高ポリゴンで造形しました。

エッジがだるくても出力品を磨けば何とかなる!いけるいけるいける!
だがのちに磨き作業で苦しむのだった…

仮出力した状態がこちら。

EX3.ディスプレイを考えよう

実はこの時点まで名前が決まっていませんでした。
せっかく考えた自分たちのオリジナル機体、どうせなら名前もオリジナルにしたい!
面倒オタクたちは考えに考え…

Zertrümmerer(ツェルトリュンメラー)

こちらの名前に決定しました!
この機体にはレールガンを持たせていたので、
レールガン→いかづちの兵器
ということで、ミョルニルの語源「粉砕するもの」のドイツ語から命名しました。
ティタノマキアの機体名はドイツ語由来なので、ならべても違和感のない機体名なのではないでしょうか?

いや待て、SFが足りない…
そこで型式番号も考えます。

本体:GT-SCR505en-GSM052
本体の型番はユングフラウユニット依存のようなので、外観がe型で中身はn型に近いだろうということでen型をでっち上げました。これだと味気ないので所属番号を入れています。


レールガン:DHN-EML-072X 72式試作電磁加速砲
試作品は正式採用まではそのままの型番がつくと思い、DHネルシオン社製-レールガン-72号機試作です。


ジェネレーター:DHN-R126Xラウジールリアクター 
こちらもDHネルシオン社製-リアクター126号機試作です。

ちゃっかり設定も考えて、ここで完成と思いきや、そこは面倒オタク。
さらに欲張ります。

オリジナルのディスプレイがやりたくなってしまいました!
機体名や、レールガン、ジェネレーターの名称を表示し、機体コンセプトが伝わりやすくなる展示方法を考案。
透明の棒で表示プレートが浮いている感じのディスプレイベースを制作することになりました。

ベースは「80年代風のグリッド線はどうか?」という提案が突如勃発。想像力が止まりません。
これはいいねということで採用!
ブラックのアクリルプレートに白いグリッド線をUVプリンタで印刷して再現することにしました。

こんなかんじでワチャワチャと制作していき、ついに完成!

5.完成‼

それではチームとんぱち制作、
ツェルトリュンメラー
ご覧ください!

以上、ティタノマキア作例解説でした!
かなり間が空いてしまいましたが、今回のシリーズ記事でみなさまのミキシング欲を刺激できたら幸いです。
自由な想像力でみなさまもぜひオリジナル機体を作ってみてください!

©NAOKI