こんにちは、制作部のハタケヤマです!
今年も残すところあとわずかとなりました。
皆さま、年末年始のお休みのご予定はお決まりですか?
このまとまった時間こそ、我々モデラーにとって最高のチャンスです!
そう、「積んでいるプラモデル」、通称「積みプラ」を成仏させる絶好の機会ですよ!
今回は、私が積んでいたMODEROID 零式を、休み中に一気に完成させるための制作レポートをお届けします!
①短期完成の戦略
【時短テク】工程数の少ないキットを選ぶ
零式を選んだ理由は、パーツ数・塗装色が少なく、工程を絞り込めるためです。
この時期は、達成感を重視してサクッと完成できるキットを選ぶのもおすすめです!
②表面処理と塗装準備
【時短テク】表面処理は目立つ部分だけを確実に処理

まず仮組みをしました。その後、目立つ箇所のみを表面処理。

処理忘れ防止のため、蛍光ピンクのマーカーで印をつけて効率化しました。
その後サーフェイサーで表面をチェックします。
最終が艶消しなので、細かい傷は気にせず進めました。
③ 本塗装

白い装甲に深みを出すため、下地にブラウン系を塗装。

エッジに下地色を残しつつ上に白を重ね、陰影を表現しました
他のパーツも徐々に塗装していきます。

マスキングにはマスキングテープやマスキングゾルを使用しました。
④仕上げ

太ももの裏側などには水性ブラックを筆塗りし、はみ出しはマジックリンで拭き取りました。

スミ入れはエナメル塗料のブラウン系を使用し、ディテールを引き締めます。

ウェザリングも行いました。
サンディウォッシュで土埃を表現。
全体に塗ってから綿棒で拭き取ります。
とここで、
ミス発生!

この段階でデカールの貼り忘れに気づきました!
すでに艶消しを塗装していたため、このまま表面にデカールを貼ろうとすると定着しにくい可能性があります。
また、シルバリングの原因になることも。
そこでクリアーを軽く塗装して表面を滑らかにしてからデカールを貼りました。
ここですべての作業が完了しました。
それでは完成した零式をご覧ください!



短期集中モデリングでも、手をかけることで見違える仕上がりになります。
ぜひ皆さんも、この年末年始に「積みプラ」を一つ完成させ、達成感と共に新しい年を迎えてください!
それではまた!良いお年を!
©HEADGEAR
