はい、まだ彩色チームに所属になったばかりで、手探りでがんばっています。

入ろうと思ったきっかけが、コロナの自粛期間になり、そのタイミングでガレージキットを作ってみようと思い立ちました。

完成作品をSNSとかで公開したりすると反応を貰えて嬉しかったというのがあります。それでフィギュアを塗るのが楽しいなと思い始めて前職のモチベーションを超えてしまった感じですね。ちょうどトライアウトが募集を始めていて、試しに受けるだけ受けてみようかなと思い応募しました。

仕事にする以上、求められるレベルやフィギュアにする上で、量産に適した造形や彩色が求められるので、個人で作るのとでは基準になるところが全然違うと思いますね。そういう意味では趣味と仕事では全然別物だなって思いますね。

仕事としては、自分の意見だけではどうにもならないところもあるので、ちゃんと仕事として処理しつつ、やりたいことは自分の趣味でやればいいっていう考え方ですね。ただ、もちろん会社で得た知識とか技術というのは趣味に当然活かせる。
そこは地続きかなと思いますね。

ねんどろいどの面相をIllustratorで作成し、UVプリンターで印刷して貼ったりしています。一日の半分以上はパソコンでの作業になりますね。

エントリー後、最初は写真選考でしたね。代表作品のポートフォリオを提出し、結果が1か月後に出ました。その後、二次選考の課題のレジンキャストが送られてきて、彩色作業が始まりました。

資料となる一枚絵のイラストに基づいて、色のついていないレジンキャストを塗る作業です。納期は約1ヶ月で、週末や平日の少しの時間を使って取り組みました。

はい、仕事をしながらだったので、毎日忙しかったです。提出後、面接が2回ありました。

1回目はオンラインのzoom面接で、フランクな感じでした。志望動機と将来の計画について聞かれた他、自分の今の職業で得た経験などを話した記憶がありますね。

ずっと面接でも言ってきた事なんですが、遠大な目標を立てるタイプの人間ではないので、興味があることや、やってみたいことに向かって進んでいくタイプで、今のところ基礎的な技術を磨くことが目標ですね。

特に入社前にはギャップを意識せず、あまり期待せずに来たので、驚くようなギャップはありませんでしたね。

彩色チームにはまだあまり時間が経っていないので、メンバー全員についての人となりはまだあんまりわかりませんが、良くも悪くも普通の人だなっていう感じですね。特に強烈な個性を持つ人はいないように思います。みんなとても良く接してくれています。

そうですねえ。現時点での最終目標としてはスケールフィギュアの彩色に挑戦していきたいなとは思いますね。

特に気合を入れすぎる必要はなく、普段通りの作品を作成することが大切です。選考も兼ねているため、普段以上に頑張っても再現性が無かったりするものです。無理に100%のパフォーマンスを求める必要はありません。安定して80%程度のクオリティを維持できることを示すことが重要ですね。

また、思い切りが大事だと思います。最初、コメントのみで応募しようと思っていましたが、どうせならということで採用選考の方を応募しました。石橋を叩いて渡るじゃないですけど、とりあえず受けてみればいいじゃない、そんな意気込みで受けましたね。機会があれば受けてみる姿勢が大切です。