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こんにちは。制作部のハタケヤマ(@gsc_hatakeyama)です。
楽しいプラモの時間ですよ!

今回ご紹介するのはこちら!
あの「寿司プラモ」「おにぎりプラモ」でおなじみ
StudioSYUTOよりアートにプラキット化!

「ダビデ像」

【商品仕様】
(仕様)組立て式プラスチックモデル・1/35スケール・全高:約150mm・材質:PS
(原型制作)織田澤 透
(メーカー)StudioSYUTO
(販売元)グッドスマイルカンパニー

商品ページは▶▶▶こちら

発売前から模型界で話題になっていた、このダビデ像のキットを組み立てていきます。
このキットでは接着剤を使用しますので、接着剤を使うコツもお伝えしていきます。
接着剤を使うプラモデルの組み立ては初めての方は参考にしてみてください。

ちなみに、同じくStudioSYUTOのユニークなキット
「ごま団子プラモ」もらぼメンバーが記事にてご紹介しております。
こちらの記事もぜひご覧ください。
記事は▶▶▶こちら【制作】話題のごま団子プラモを作ってみた!(StudioSYUTO)

では、さっそく作ってみましょう!
今回の手順はこちら。
①仮組
②接着
③組み立て・完成

①仮組


いきなり接着剤で接着してしまうと、誤って接着した場合にパーツを取り外せなくなってしまいます。
それを防ぐため、仮組を「どこにどのパーツがはまるか?」を確認します。
マスキングテープなどでパーツを仮止めして組み立てていきます。

まるで立体パズルを組み立てているような感覚。
一般的なプラモデルとはまた違ったものづくり体験を味わうことができます。
これはもしや、「アート」への目覚め⁈

②接着


次に接着剤でパーツを接着します。今回使用する接着剤は「タミヤセメント」です。

【接着のコツ】
接着剤をパーツの内側にチョンチョンと少量ずつつけていきます。
下の画像の赤いマーカーで色付けした箇所に接着剤を塗ると良いでしょう。
この方法で接着することで、パーツどうしをはめ合わせる際、接着剤が外側へはみ出しにくくなります。

パーツを接着した後に
「接着剤が塗り足りなかったかも、でもパーツがくっついてやり直せない…」
とお困りの方。

そんなときはこちら。
流し込みタイプの接着剤を使ってみてください。

この接着剤は通常の接着剤よりもサラサラとした粘性の低いタイプのものです。
液がサラサラとしているので、パーツとパーツの間にスーと流れていきます。
この流し込み接着剤ならすでに接着済みのパーツにも、再度、接着剤をつけることができます。

③組み立て・完成


各パーツをどんどん接着していきましょう。
組み上がってきたら、いよいよお待ちかね。


このキットで最も芸術的なパーツ「アートパーツ」を接着!
「アートパーツ」は2種付属します。
お好みの方を選んで接着しましょう。
今回はより「アート」に仕上げるため、実際のダビデ像と同一の「アートパーツ」を選択しました。

ここで今回の作業は終了です。
では完成した「ダビデ像」をご覧ください!

なんて「アート」なんだ!


プラモデルとは思えないほど精巧な彫刻が施されています。
これがStudioSYUTOの脅威的な金型技術!
それでは心を「アート」にして、各部をじっくりと鑑賞していきましょう。

上半身からみていきましょう。
鍛え上げられた肉体の美。
腕には血管の彫刻までもが再現。
男性の腕がもつ、力強さやたくましさが伝わってきます。

次に下半身。
筋肉の起伏の造形がみる者を魅了します。
足の爪まで抜かりなく再現。
ダビデ像の美しさが足の先まで表現されています。

そして頭部。
髪の流れをモールドによってしっかり再現。
自然に流れるような造形が美しい。

以上、「プラキット「ダビデ像」でアートの新境地を開拓しよう!」でした。
普段プラモデルを組み立てる方にはもちろん、
「アート」な新境地を開拓したい方にもおすすめしたいキットです。
それでは良い模型ライフを!