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皆さん、你好!
製造部のホウちゃん@gsc_ge)です。

本日皆さんにお届けしたい記事は。。。
「製造開発豆知識」八回目、「製造豆知識ーコピーライトマークの印刷方法」です!

「製造開発豆知識」以前の記事はこちら↓

 【製造開発豆知識】面相タンポ版の作り方!
【製造開発豆知識】ねんどろいどの塗装と塗装治具編!
【製造開発豆知識】金型を作ろう!!
【製造開発豆知識】金型調整編!
【製造開発豆知識】工場内探険編
【製造開発豆知識】パーツ成型不良対策編!
【製造豆知識】~金型の構造(前編)~

ぜひチェックしてみてください!

ではでは、早速本日のテーマに入ります!

 

 

皆さまは、商品のコピーライトマークが、どのようにしてフィギュアに印刷されているか、ご存知ですか?
実は、印刷方法は色々あります。
今回皆さまにご紹介したいのは、「シルク印刷」「タンポ印刷」です!ヽ(`▽´)/
よろしくー♪

まず、タンポ印刷からチェック!
以前の記事でご紹介したように、タンポ印刷は「判子を押す」イメージです。

詳しく見てみると。。。

 

 

 
まず、印刷したい成型品パーツを治具で固定。。

 

 

 

 
タンポ機には、塗料を付ける用のシリコンゴム(赤い部分)、タンポ版という金属版が設置されています。
この金属版にはコピーライトの文字が彫られているのです。
(ここで、タンポ版について、【製造開発豆知識】面相タンポ版の作り方 をチェック!)

 

 

 

スキージ(へら)で、奥の塗料入れにある塗料をタンポ版に塗りつけます。

 

 

 
スキージを元に戻すと、余分な塗料は奥に戻り、
塗料が彫りのみに残されます。

 


 

 

柔らかい球体シリコンを文字の彫りに押し当てると、
彫りにある塗料、つまり文字の部分がシリコンに移ります。

 

 

とった塗料を成型品パーツに押すことで、コピーライトが転写印刷されます!\(^o^)/

次は「シルク印刷」です!

シルク印刷もタンポ印刷と同じ、版を利用して量産するので、製版が必要です。
ただ、シルク印刷は彫りのある版ではなく、孔版になります。
 

 

つまり、版には、印刷したい模様の箇所のみ穴が空いています。
孔版をスクリーンとして印刷対象を覆い、塗料を版の上に通過させるとこで、
孔が開いている箇所のみが印刷されます。
 

 

 

 

実物はこんな感じです。
手作り感があふれている治具ですね!

 

 

画像だと見えないですが、ねんどろいどの四角形台座を版の下側に固定しています。
版の表面に乗せた塗料をスキージ(ヘラ)で伸ばすと、版を通して、
下側の台座に印刷されます。\(^o^)/

 

 

ねんどろいどのコピーライトはこういうふうに1つ1つ印刷されています!

以上、「コピーライトマークの印刷方法」でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

次回はのレンちゃんのトピックスです。
お楽しみに!


ホウちゃん(@gsc_ge

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