みなさま、ズドラーストヴィチェ!
制作部のタカヒロ(gsc_Takahiro)です。
第3回タカヒロの「KV-2の砲塔」制作記です!
前回の記事では、ディテールアップ編で細部にモールドやボルト類のパーツを追加してリアルに仕上げました!
前回の記事はコチラ→第2回タカヒロのKV-2の砲塔制作記
今回は、塗装編です!
下地塗装と上塗り塗装の関係も解説します
今回使用するのは、エアブラシと塗料です!
—不肖タカヒロの模型講座—
~塗装編~
エアブラシには、ノズル口径が数種類あります。
▲エアブラシのノズル
一般的に模型の塗装で使用するエアブラシのノズル口径は0.2mm~0.5mmのものが多いです。
ノズル口径が小さければ塗料の噴出量が少なくなるので細い線が描けます。逆に大きければ塗料の噴出量が増えて、大面積の物にムラ無く塗ることができます。
今回はKV-2の巨大な砲塔に塗装するのでノズル口径0.5mmのエアブラシを使います。
【下塗り塗装と上塗り塗装の関係】
前回の記事では、下地塗料「サーフェイサー」の役割について少し解説しました。
一般的にサーフェイサーはグレーをよく使いますが、他にもホワイト、ブラック、ピンク、オキサイドレッド…などなど下地塗料にも様々な色がラインナップされています。
なぜ、下地塗料にもこんなに多くの色があるかと言うと
上塗り塗料は透明性があるので下地の色が透けてしまいます。
それによって下地塗料の影響で色が変わってしまう事があります。
例えば黄色を塗装する場合…
ホワイト、グレー、オキサイドレッドの上に塗装してみます。
黄色のような明るい色はホワイトの上に塗装すると発色が良くなります。
グレーのような暗い色の上に塗ってしまうと暗くなり発色が悪くなってしまいます。
明るい色だから下地は絶対に白にしたほうがいい!という訳ではないのですが目標の色を下地と上塗りでコントロールする事も可能ですのでご参考にしてください。
と…解説はここまでにして
本題のKV-2の塗装です!
まずは、凹部分やエッジの塗料が入りにくい箇所を塗装していきます。
ラッタルや砲塔上部の人がよく歩く箇所は塗装が剥げていくので、ほんの少し下地が透けるように意識しながら全体に車体色を塗装すれば塗装完了です!
プラウダ高校の校章を貼って…
PLAMAX カチューシャ&ノンナを載せれば完成です!!!
ここまで長い道のりでした,,,
高いところが好きなカチューシャ隊長も満足してくれたと思います!
戦車と人物を揃えると戦車がいかに大きいのか目に見えて分かるのでとても面白いですね!
10月のPLAMAX制作記事から今回までいかがでしたでしょうか?
読者の皆様には少しでもものづくりの参考、楽しさが伝わればになれば幸いです。
次は何を作ろうかな!
次回はレンちゃんによる「figma ジョーカー」の紹介です!
お楽しみに!
ダズヴィダーニャ
制作部 タカヒロ(gsc_Takahiro)
©GIRLS und PANZER Projekt
©GIRLS und PANZER Film Projekt
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