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みなさんこんにちは。
タイトルの雰囲気、変えてみました。
制作部のろい(@gsc_emp_loyee)です。

制作部メンバーによるプラモデル制作記事【ろいの積みプラ崩し】
今回は『その3 基本塗装編』でございます。

グッドスマイルカンパニーの美少女プラモデル、chitoceriumシリーズの
chitocerium VI-carbonia adamas(文中アダマスちゃん)を引き続き制作していきます。

▲前回はサーフェイサーを使って下地塗装まで完了しました

前回の改修・下地塗装の記事はこちら↓


やっと基本塗装編!
ということで前回下地まで終わったので、
これからモリモリ色を乗せていきます。

今回使用する塗料はこちら!

▲記事末尾に詳しく採用理由など記載してるので、気になる方はそちらをモリモリ読んでくださいませ。

基本的にはキット通りの色分けに準拠していくのですが、
その塗装プランは前回も書いた通り、赤の箇所は赤のパール塗料を使用、
各部の黒のメカたちはディテールを活かしてシルバーを使ってアレンジしていきます。


では実際にモリモリ塗っていきましょう!

1.まずは赤い箇所のパールレッドから!

▲左の状態から右の状態へサッと塗りました

ちょっと暗くてわかりにくいので、
これをもっと寄ってみるとこんな感じに!

▲グラデーションなどはしておりませぬ

チトセリウムの精巧な曲線とパール塗料が組み合わさると官能的な質感が!

▲質感が分かる動画を撮ってみました

パール塗料の特性として、
光の当たる箇所が輝いて色がついて見える、というものがあるので、
複雑な人間の曲線なんかは映えるという寸法でございます。

黒下地にパールを吹くだけ!\アラカンタン/
エアブラシを使えるユーザーの皆様にオススメのアレンジです。

2.続いてホワイト

▲パーツ単体だと色味の微妙な空気感は伝わりにくいですね

3.シルバー

▲メタリックカラーはエッジ出しした甲斐が分かりやすくて楽しいですね

このパーツはこんな感じで色を乗せてました。
という動画も撮ってみました。

▲メタリック塗装を上手くやるコツは、普段からヘヴィメタルを聴きこむことです。嘘です。

エッジに対して真正面から吹くことを避けることで、塗料が乗りすぎて厚ぼったくなるのを防いでいます。
このあたりのお話は別の記事でトピックにしても良さそうですね。

4.ブラック

▲いわゆる真っ黒から若干、本当に若干明るくしていますがあまり分からない…

5.ゴールド

▲ラッパは本来真鍮素材で出来ていますが、
このゴールドはかなりそちらに寄った色味でいい感じになりました(…かな?)

6.タイツ風

素体の成型色が黒の箇所の一部(ヒトのラインが出そうなあたり)をタイツ風にしてみました。
まずは薄い肌色を塗って、軽くピンクのシャドーを吹きます。

▲左の画像から右の画像へ。

そしてクリアブラックとクリアブラウンを混ぜた塗料でオーバーコート

▲あふれ出るチョコ菓子感

慣れない塗り方だったので、タイツ???という感じになりましたが、
前回よろしくあっけらかんと。ということで。

良い感じの茶色にはなった気がするのでヨシとします。


最後に詳しく各塗料の解説をモリモリと。

※長いので飛ばしても大丈夫です。
※参考にしたい方はモリモリ読んでくださいませ。

▲もう一回画像載せちゃう
  1. Mr.クリスタルカラー ルビーレッド
    • メインの赤の箇所に使ったパール塗料。
      このシリーズが好きすぎて全色とりあえずストックしてるマンです。
  2. フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト太もも等の白の箇所に使用。
    • これも大好きゆえにストックしてる塗料の一つで、
    • ソリッドな質感を演出してくれる寒色系ホワイトです。
  3. Mr,カラースーパーメタリック スーパーチタン
    • アレンジ箇所に使ったメインのシルバー。
    • 残念ながら現在廃版になってしまった数少ない暖色系シルバーの塗料ですが、
      スーパーチタンⅡという製品としてリニューアルされていますので、
      細かな仕様の差異はありますが、空気感の参考になればと。
  4. 調色したブラック(画像なし)
    • メカを中心に多く配色された黒の箇所に使用。
    • FOK アクセルS ブラック(95%)+FOK アクセルS ホワイト(5%)
  5. Mr.メタリックカラー GXブルーゴールド
    • トランペットに使用。
    • 赤を中心としたキットなので、赤に振ったゴールドの方が相性がいいかもわからないのですが、
      自分のトランペットに抱いている印象が青みがかった金色だったので採用してみました。
    • ロンズデライトちゃんが青+ニュートラルなゴールドだったので、その対比というところもあります。
  6. Mr.カラー LASCIVUS(ラスキウス)
    • ホワイトピーチ→クリアーペールレッド
    • お腹や股関節をタイツ的なアプローチで塗装しましたので、その下地に使用。
  7. ガイアカラー クリアブラックとクリアブラウン
    • 上述の上塗り色。
    • ブラック75%+ブラウン25%の組み合わせで使用。

随分と長くなりましたが、ここらで基本塗装は終了!です。

▲ホコリを恐れない窓際

さてさて、ここまで来まして、
こう思われた読者の方もいるでしょう。

「あれ?髪の毛塗ってなくない?」

その通り!!!!

▼次回、髪の毛グラデーション塗装編です!


© GSC, huke, Masaki Apsy/chitocerium