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みなさまご機嫌よう

株式会社グッドスマイルカンパニー代表取締役社長の青木です。嘘です!!!一回言ってみたかっただけなんです!!許してください!!ヒイ!!!!

 

さて、本日は以前より記事にしておりました、「オリジナルとりかえっこフェイスを作ろう!」の清書回となります。やっと清書に入れます!!進捗が遅くて申し訳ありません🐢

ゆるーくお付き合いくださいませ~

第一弾
第二弾

第三弾 ←イマココ

さてさて、早速本題に入らせていただきます!

前回の続きからやっていきましょ~

スケールフィギュアやねんどろいどの面相を作成する際に、制作部では「Adobe Illustrator」というAdobe社から提供されております、ベクタードローソフトを使用しております🌟

なにやら難しそうな単語が並んでますが実際難しいです\(^o^)/

 

ちなみに「Adobe Illustrator」は月額制となってまして、初めての方向けには中々ハードルが高い…!

そこで、無料で使用できるベクタードローソフト「Inkscape」がオススメです!Illustratorとほぼ同等の機能が揃ったソフトになりますので、お試しにどうぞ❁

※但しInkscapeはCMYKでの出力ができないため、変換ソフト等を使用する必要があります。ご確認の上ご利用くださいませ。

面相小咄

ベクターとラスターの違い

さて、清書の前に少し基本のお話をさせていただければと思います。

先程、面相を作成する際に制作部ではベクタードローソフトを使用していると書きましたが、じゃあベクター?って何?ってお話ですよね。

ベクターデータとは線を一つ一つ数値で扱い記録しているため、イラストと言うより図形の集合体となっており、描いた線をどんなに拡大しても粗がなく綺麗に保てます。美麗イラストを描くのには向いていませんが、ロゴや文字、図形などには向いています。面相では主にベクターデータを取り扱っています。

一方対義語としてラスターデータがあり、こちらは一般的に言われる写真やデジタルイラストに使われるファイル形式になります。

ピクセルと呼ばれる小さいドットの集まりでできており、拡大すると画質がガビガビになり荒れます。ただ、細かい表現やグラデーションを多様する場面では得意であり、極稀ですが面相でも使用することがあります。

なぜフィギュアの面相はベクターデータなの?

じゃあどうしてフィギュアの面相はベクターデータなの?っていうお話になりますよね。
フィギュアの目のような複雑で細かい表現ならラスターデータで作成したほうが簡単かと思いますが、実はそうではないのです~🐢

自社で制作、製造しているフィギュアはたくさんの監修を通し、修正&修正、修正そして微調整の連続なのです。
そこで、ベクターデータでは修正、微調整がし易い&拡大縮小に耐えられるため、面相で使用されるようになりました。ラスターデータですと修正が大変、拡大縮小を繰り返していくうちに画質が荒れてしまいますのであんまり使用されないのですね。

ちなみに古のねんどろいどはデコマスの面相が手書きだったそうです✏いつからデータに置き換わったか探してみてね✏

要素をバラバラに分解できるので小回りが利きやすいです。また、ねんどろいどはたくさんの種類が出ており、面相データ自体がほぼデータベースみたいになっております。小さいパーツなど流用&改変できるので非常に便利ですね。