みなさまこんにちは!
模型が大好きな事で有名な(?)
制作部のタカヒロ(@gsc_Takahiro)です!
グッスマのプラスチックモデルが続々と案内されてきました!
今後の展開が楽しみですね!
▲ソユーズロケットとマジンカイザーのパッケージ イラストが最高にカッコいい…!
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グッスマ初のプラスチックモデル!
グッスマが贈る新たなモデルキットシリーズ
【 MODEROID <モデロイド> 】
KURODAI(@KURODAI_GSC)のマジンカイザー制作記事はコチラ!⇒【商品紹介】5月9日出荷「MODEROID マジンカイザー」をつくってみた!!
MODEROID<モデロイド> 第2弾 六神合体ゴッドマーズ
MODEROID<モデロイド> 第3弾 サベージ クロスボウ
ところで…「これからプラスチックモデル作りを始めたいけど、いろんな種類の塗料があってどれを選べばいいのか分からない…」
「せっかく塗装したのに塗料が剥がれた…プラスチックが割れた…汚くなっちゃった…」
なんてお悩みをもつ方、いらっしゃいませんか?
その悩み、とても分かります…。
実は私も模型を作り始めた頃は、日々悩みの連続でした。
でも、プラスチックモデルの素材と塗料の特徴を知っておけばもう安心!
と、いうことで今回はプラスチックモデルによく使用されている素材と模型用塗料の種類と特徴について説明します!
◆プラスチックモデルによく使用されている素材◆
ランナーや説明書に表記されていることが多いので、作る前に確認しましょう!
◆ポリスチレン (PS = Poly Styrene)
・最も一般的に使われている素材
・やや柔らかく、衝撃に強い
・透明度がやや低い
・PS同士の接着は市販の模型用接着剤で接着できる
◆GP(PS) (General Purpose Poly Styrene)
・基本的にはPSと同じ。GPグレードのポリスチレン
・硬く、衝撃に弱い
・透明度が高い
◆ABS (アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂) (ABS = Acrylonitrile Butadiene Styrene )
・PSより強度がある
・塗料の食いつきがあまりよくない
・ABS同士の接着にはABS用の接着剤が必要
◆ポリプロピレン (PP = Poly Propylene )
・ポリキャップなどに使用されている
・塗料が食いつかない 塗装してもはがれてしまう
◆熱可塑性エラストマー (TPE = Thermo Plastic Elastomer )
・ゴムのような樹脂
・戦車模型の履帯やカーモデルのタイヤなど
・塗装ができるが樹脂を伸ばしたりすると塗膜が割れる
素材の特徴はこんな感じです!
ちなみに、フィギュアによく使用される素材はポリ塩化ビニル (PVC = Poly Vinyl Chloride)です!
商品パッケージには必ず記載があるので、ぜひ確認してみてください!
◆模型用塗料◆
◆ラッカー(油性)
・溶剤臭がきつい
・塗膜が強い
・乾燥が速い
・プラスチックへの食いつきがいい
・筆ムラは出にくいが、乾燥が速いので筆塗りはちょっと難しい
・強い溶剤を使うとプラスチックが溶ける
◆エナメル(油性)
・溶剤臭がきつい 灯油のような匂い
・塗膜が弱い
・乾燥はやや遅い
・筆ムラが出にくい
・はみ出しても溶剤でふき取れる
・プラスチックに直接塗るとプラスチックが脆くなったり割れたりする
◆水性アクリル(水性)
・溶剤臭は弱い
・塗膜が弱い
・乾燥が遅い
・乾燥前は筆を水洗いできる
・プラスチックへの食いつきが良くない
・筆ムラが出やすい
・上塗りに使いやすい
塗料の特徴はこんな感じです。
使う場面によって上手く使い分けるのがコツです!
そこで、下塗りと上塗りの関係早見表を作りました。
机に貼って、塗料の特徴を思い出しながら色を塗ってみてください!
エアブラシ塗装の場合、塗料を薄く何層も重ねて塗料できるので、下の塗料を溶かさないように気をつければ種類に関係なく塗装できます。
筆塗りの場合、下塗りを溶かしてしまう塗料を上塗りに使用すると、汚れてしまうことがあるので難易度が高いです。
メーカーによって溶剤の強い弱いがあったり、部材同士の相性もあるので、ランナーの切れ端など目立たない部分で試してからご利用ください!
今回はここまで!
次回の僕の記事では今回の記事を元に実際に塗装しながら解説します!
明日のらぼブログでは、
目を離しちゃNo!なんだからネ!
お楽しみに!
制作部タカヒロ(@gsc_Takahiro)
Ⓒ2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
Ⓒ光プロダクション・TMS
Ⓒ賀東招二・四季童子/KADOKAWA/FMP!4
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