グッスマらぼをご覧の皆さま、こんにちは。
営業部・もっさん(@gsc_mossan)です。
今回の記事が、今年最後のグッスマらぼ更新となります!
さて、今年1月から始まった連載インタビュー企画「らぼっていいとも!」ですが、
この度ついに最終回を迎えました。
※これまでの「らぼっていいとも」の軌跡はこちら↓
■第6回 ゲスト:ダイズさん(新規事業部・ヘッドフォンチーム)
まずは恒例のルールの確認。
①インタビュワーは交代制。
②ゲストは紹介制。ただし、今回のゲストもしくは
次回のインタビュワーと同じ部署の人は不可
③らぼメンへのメッセージをもらうこと
というわけで、最終回行ってみましょう!
今回のゲストは弊社代表取締役・安藝貴範(あき たかのり)です!
※安藝さんのtwitterはこちら→@akitakanori
▲カメラを向けるとしっかり「働く!お兄さん」をアピールする、商売人気質です。
もっさん(以下、も):では、早速インタビューを始めたいと思います。
とりあえず、恒例の自己紹介をお願いします!
安藝(以下、あ):グッドスマイルカンパニー代表取締役の安藝貴範です。元気に頑張ってます(笑)
も:それでは、今日はよろしくお願いいたします!
●「誰もが楽しめる」のがハッピー
も:ざっくりですが、安藝さんって普段どのようなお仕事をしているんですか?
一口に「社長」といっても色々な仕事があると思うのですが・・・。
安藝さんはよく、応接間で色々な方々とお話しているイメージが強いです。
あ:そう、いろんな人たちとめっちゃ話してます。
そんな才能ある人たちと一緒に、新しいプロジェクトを事業として構築していくのが僕の基本的な仕事です。
僕は経営者というポジションにいるけど、どちらかというと起業家に近いスタンスなんだよね。
も:なんだか、いきなりスケールのでかい話になって戸惑っています。。
フィギュア制作はもちろん、アニメやゲーム方面などで、いわゆる「クリエイター」と呼ばれる人たちと一緒に仕事をすることも多いと思います。そんなとき、クリエイティブ面でも意見を出したりすることがあるのでしょうか?
あ:それは結構あります。
フィギュアでいうと、グッスマのフィギュアはすべて原型段階やデコマス段階でチェックしているし、ラインナップや生産のチェックもする。
アニメやゲームも同様で、細部じゃないけれど、大枠としてこうであってほしい、というところは見ているね。
自分の中で「ものづくりで譲りたくない部分」にはしっかりと意見を出しています。
▲グッスマのフィギュアはすべて、安藝さんによるチェックを経てから発表されるのです。
も:そうした仕事の中で、何か意識していることってありますか?
あ:僕はエンタメは「誰もが楽しめる」状態であることがハッピーだと考えていて、クリエイティブな部分に意見を出すときも、それを心がけています。
これは当然のことなんだけど、クリエイターの人たちは先鋭化しがちなところがあって、細部までこだわったり、尖った作品を作る反面、
それって世の中の人には気づいてもらえないんじゃないか、うまく伝わらないんじゃないか、と思うこともあるんです。
そういった部分のバランスがとれるよう、意見を出したりすることが多いかな。
例えばフィギュアを作るとき、スカートの裏地が超絶ディテールだったとしても、あまり人に気づいてもらえないじゃない?
そこに力を注ぐよりは、もっと分かりやすい&気づいてもらいやすい部分を頑張ったほうがいいんじゃないかと。
もしくは、スカートの裏地が映えるようなポーズにしましょう、という方向にしよう、とか。
世の中の人みんなが楽しさに気づいて、それを作っている人たちも評価される、そういう「みんながハッピー」な環境を作りたいんですよ。
も:「すべてに気合いを入れるな」というわけではなく、面白さやすごさがうまく伝わるよう、効果的なやり方を考えるということですね。
●頑張ろうぜって状況をつくる
も:うちの会社って、とにかくオタクの会社じゃないですか。
ユーザーさんは大なり小なり、オタク気質の人が主だと思いますし、社員にもいろんな分野のオタクが多い。
でも安藝さん本人は、オタクってわけでは無いんですよね?
あ:オタクじゃないね。たぶん、何のオタクでもないです。
アニメやゲームの知識は相当あると思うし、もしかしたらオタクの素質もあるかもしれないどね。
コンテンツも好きだけど、どちらかというとそれを作っている人たちのほうが好き。
も:なるほど。
あ:だから自然と、そういう人たちをサポートしてあげたい、という気持ちになるんだよ。
そういう人たちに対して、みんなで頑張ろうぜっていう状況を作るというか、追い込むことに特化したオタクだね。
も:その感じ、想像つきます。
いろんな人をけしかけるというか、「もうやるしかないじゃん」みたいに煽るのが好きですよね(笑)。
●生意気だった新入社員時代
も:これは新卒が運営するブログとしてぜひ聞いておきたいんですが、安藝さんの社会人1~2年目ってどんな感じだったんですか?
全然イメージがつかなんですけれども。
あ:当時は営業職で、あんまり覚えていないんだけど、、、かなり生意気だったと思うよ(笑)
仕事を難しいと感じなかったし、世の中をナメてて、周りに対しても「なんでこんなことできないんだろう」みたいなことを本気で思ってて。
正直、感じ悪かったと思います。
も:へー!(驚き)
意外な気もしますし、なんとなくイメージがつくような気もします(失礼)。
あ:仕事に対して、期待も不安も無かったかな。このまま仕事をしていけば、なんとなく食べていけるなという実感があった。
今考えると、あんまり意欲も無かったんだと思う(笑)。
そのあと何年か経って、「上には上がいる」とか「世の中にはすごい奴がいるな」とか思うようになった。
も:なるほど。。。。その後芸能事務所としてグッスマを設立するわけですが、なにか転機があったんですか?
(※もともとグッスマは、安藝さんが前職でマネジメントしていたタレントさんたちの事務所として創業されました。)
あ:(当時所属していたタレントに)頼まれたから。
自分自身何かしたい!という強い思いは無かったけど、”この子たちの面倒を見てあげてなきゃ”とは思った。
基本的には裏方気質なんだよ。
も:そうなんですね。
「人が表舞台に出る手伝い」という意味では、先ほどの話ともつながる部分がありますね。
今も昔も、プロデューサーとしての仕事が主というか。
あ:そうかもしれないね。
●らぼブログについて
も:ちなみに安藝さん、らぼブログは読んでますか?
あ:もちろん読んでますよ。でも、最近の記事は小手先で書いてる感が強いよ!
も:うわ、けっこうハッキリ言いますね・・・。グサッときます。
あ:安パイを狙いに行ってるというか、”それは(もっと)大人の仕事なんですけど・・・”て言いたくなるような感じになっちゃってるよね。
ちょっと(読者の)ウケを気にしすぎてる気がするから、もっと自分が面白いと思うこと、伝えたいことをやったほうがいいと思うよ。
もっともっと刺激的に、かつ遊びを入れてかないとダメだよ!
も:もっともっと自分たちが伝えたいことを、面白く伝えられるよう、精進します・・・!
それでは最後に、ラボめんにメッセージをお願いします。
あ:特に無いなぁ(笑)
も:・・・そこをなんとか(笑)!
あ:あえて言うなら、全てにおいて慎重になりすぎてる傾向があるから、「動きながら考える」を身に着けてほしいね。
考えなしに行動するのはダメだけど、そのせいで行動が遅くなってもダメ。
社会人経験は少ないかもしれないけど、それ以前にもいろんな人生経験を経ているんだから、
それをもとに自分で仮説を立てて、もっともっとスピーディーに行動してほしい!
そうしないと怒るぞ!(笑)
も:み、身に沁みました・・・今日はありがとうございました!
☆☆☆
1月から続いてきた「らぼっていいとも」最終回、いかがでしたでしょうか?
一年間お付き合いいただいた読者の皆様、ありがとうございました!
さて、本日の記事がホントのホントに今年最後の記事となります。
本年もグッスマらぼをご覧いただき、本当にありがとうございました!!
それでは皆様、良いお年を。
営業部:もっさん (@gsc_mossan)
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