みなさんこんにちは。
プラモデル、積んでますか?積んでますよね?(圧)
入社してしばらく経った制作部の私、ろい(@gsc_emp_loyee)は
そろそろ部屋の積みプラタワーが崩れそうな様相を呈しております。
そこで、グッスマらぼに入って「ブログ書いていいよ!」と言われた僕は考えました。
「そうだ…!記事のネタにすることで積みを整理しよう…!!」と。
そんなわけで、始まりました。始めました。
正直企画【ろいの積みプラ崩し】!!!!!
入社前からキャラクタープラモデルを作るのは得意だったこともあり、
その経験を活かして、みなさん(特にモデラ―のみなさん!)に
塗装を前提とした改修や、制作のコツをお届けいたします!
そして今回の題材(積み)はこちら。
chitocerium VI-carbonia adamas
(チトセリウム Ⅵ-カーボニア アダマス)
グッドスマイルカンパニーの美少女プラモデルシリーズchitoceriumより、
ランスと盾を持った真紅の衛士、アダマスちゃんです。
入社前にちょうど、共通パーツも多いchitocerium VI-carbonia lonsdaleite(以下”ロンズデライト”と略)を作った事もあり、並べて飾るつもりで、今回はこの子を作っていきます!
記事を読んで気になった方は、再販品が販売中ですのでこの機会にぜひ!→ストアページ
それでは、早速こちらをパチ組しまして…
(パチ組レビューは多媒体で色々と出ていると思うので割愛します…)
※パチ組:この記事ではプラモデルを説明書通り、塗装なしでニュートラルに組み立てること。お刺身でいただくこと。
より綺麗な塗装品のためにとりあえず下処理から!
まずヤスリがけをいたします!(しなくてももちろん綺麗なキットではありますが!)
プラキットをヤスるときは、ゲート※やパーティングライン※を消すことはもちろんですが、エッジを立たせることを常に意識することで、塗装したときにさらにパキパキの造形美を楽しむことができます。
※ゲート:プラモデルのランナー(枠)とパーツがつながっている箇所。切り取るとバリになっているので処理したい。
※パーティングライン:プラモデルの成型都合上発生する薄いバリの線。
また今回制作する上で、より綺麗に仕上げるために
目立つ合わせ目※は接着剤を用いて消していくのですが(消さなくてももちろん以下略)、
特に足と武器に関してはこのような構造(下記画像参照)で、“はめ殺し”※になっているので、
“後はめ加工”※をやっていきます!
(モデラーのみなさんは後はめの情報欲しいですよね?…ですよね?)
※合わせ目:貼り合わせの構造で組み立てられるパーツに出る分割ライン(特に本来のデザインにないもの)
※はめ殺し:あるパーツを接着してはめるとその中にあるパーツが取り出せないこと
※後はめ加工:パーツを接着してはめた後(塗装後)でも取り外しができるように加工すること
可動プラモデルのチトセリウムですが、
今回は基本的に素立ち(直立)で飾ることを前提に、
膝関節の二重関節のうち、下部の関節で90度曲げたときに取り外しができるように加工、
脛の下部のダボがハマる箇所も切り欠いて、
赤色のパーツの合わせ目を消した後でも、取り外しできるように加工しました。
また、武器のランス↓も可動の都合上後はめ加工をした方がスムーズに塗装から組み立てできるので…
少し折りたたんだ時に取り外しができるようにダボの改修を各部で行っています。
そして全体では、これらのパーツに関しても合わせ目の処理をしています。
他のパーツはゲート跡やパーティングラインを適宜処理しまして、
このような形で塗装までの下準備が終わりました!
後はめ加工したパーツの塗装後の仕上がりもお楽しみに!
ロンズデライトちゃんで、青のパール塗料とゴールドによるアレンジを施しましたので、
アダマスちゃんは、対になるように赤のパール塗料とシルバーでアレンジしていきます。
今回の作業はここまで!
▼続きはその2『下地塗装編』にて!▼
© GSC, huke, Masaki Apsy/chitocerium