こんにちは。
皆さまワンフェスはいかがでしたでしょうか。
制作部のろい(@gsc_emp_loyee)です。
chitoceriumの新作も発表されましたね!しかもアダマスちゃん(カーボニア)のバリエーション!
制作部メンバーによるプラモデル制作記事【ろいの積みプラ崩し】、
今回は『その5 部分塗装編』でございます。
グッドスマイルカンパニーの美少女プラモデル、chitoceriumシリーズの
chitocerium VI-carbonia adamas(文中アダマスちゃん)を引き続き制作していきます。
前回の部分塗装の記事はこちら↓
今回は部分塗装編!
楽しいけどちょっと面倒なエナメル塗料を使った塗り分け、
筆だけでなくエアブラシも使いながら、効率化の方法を思案してみました。
そこで塗装経験がある読者の皆様!
特に、エナメル塗料をエアブラシで吹く=「パーツに塗料が弾かれる」「希釈が難しい」
そんな感覚をお持ちではないでしょうか。
しかし、タイトルにもある通り、
「その対策は溶剤でできるぜ!」というのがまさしく本題でございます。
さらに掘り下げます!
今回使うエナメル塗料の溶剤は2種類!
タミヤエナメル塗料溶剤と、ガイアノーツの速乾性エナメル系溶剤
この2種類でございます。
ではこの2つ、何が違うのか、
使用感を画像にまとめてみました!▼
要は、これらの特徴を理解して、
適材適所に用いることが効率的な部分塗装につながるわけです。
そしてこの特徴から導きだされる使用用途、それもまとめました!▼
特にはみだし箇所のふき取りを『速乾性』で行うと強い溶剤成分で、
下地のラッカー塗膜が溶けることがありますので注意してください。
これらを踏まえて塗装手順を見ていきます!
兎にも角にも使用塗料の紹介!
エナメル塗料はすべてタミヤの塗料を使用しました。
- ブラック
- 言わずもがな黒で部分塗装したい箇所に
- ホワイト
- ブラックと混ぜていい塩梅のグレーを作成、白いところのスミ入れに使用
- クリアーブルー
- クリアーレッド
- クリアーレッドと混ぜて、クリアーパープルを作成、髪のスミ入れに使用
- チタンゴールド
- 台座の「Ⅵ」の文字に使用(地味ッ)
- チタンシルバー
- 台座のエングレービング?模様に使用
- レッドブラウン
- ブラックと混ぜて、パールレッド箇所のスミ入れに使用
そして実際の作業へ!
今回部分塗装にエアブラシを使用したのは、
主に武器類に多いシルバーからブラックに塗り分ける箇所です。
このような広い面積でエアブラシパイセンのお力を借りたわけです。
で。
単にシルバーに塗装したパーツの上にブラックを吹くと、
あとでふき取る際に大変なことになるので…
こんな風にかなり雑にマスキングしてブラックを吹いています。
こうしておくと、ふき取り作業の手間が(多少は)楽になりますヨ。
他は筆塗りになるのですが、
前回の髪のグラデーション記事を読まれた方は、
あの髪パーツがあの後スミ入れして
どうなったのか気になりませんか?
こうなりました!!!!!!!!
うん、地味ッ(写真だと)
まあこんなもんじゃないですかね…
前述したようにクリアーパープルを調色して、
元のパーツに影が強めに入っていたところを強調する意識でスミ入れしました。
(やりすぎると「スミ入れしました」感がマシマシになるので、やりすぎたらふき取って何度もやり直します。)
その他各所スミ入れなんかは塗料紹介で書いた通りにサクッと仕上げました!
そして部分塗装終わったついで(?)にクリアも吹いてしまいました!
- ガイアノーツ EX-クリアー光沢
- パールレッドや金属色(シルバーなど)、その他ブラックの”メカ”っぽくない箇所に(ブーツなど)
- Mr.COROR GX スーパースムースクリアーつや消し
- 本体のホワイトやメカ部のブラックに
正直に申しますと、クリアを吹くところまで来ると
完成目前なのでテンションが上がって全然進捗写真が撮れておりません…!
パーツの質感を意識して光沢とつや消しを分類、
あとは良い感じにバーーーーッと吹きました♨
今回は駆け足で進めましたが、
いよいよ制作もクライマックス!
さて次回はアダマスちゃん編ラスト更新!
いよいよ『組み立て&完成編』です!
▼続きはこちら!!!▼
© GSC, huke, Masaki Apsy/chitocerium